令和4年6月13日(月)
鉾島(ほこじま)福井市南菅生町
今日の目標
「今日一日、自分磨きに励みます!」
自由に伸び伸びと育つように環境を整えるのが、理想的な子育てのあり方です。
浅はかな子育て論や流行の英才教育論などで、子どもを「いじくりまわして」倫理力を衰えさせたり、見栄や子どもの将来への過大な期待など功利的な発想で、倫理力を覆い隠してはならないのです。
つまり、親の勝手な誤った考えで、子どもをかまいすぎることなく、子ども自身の倫理力を自ら発揮できるように背後から見守る、これが「捨て育て」です。
子どもたちは、親や教師の日々のあり方から、正しい生き方を学び、仕合わせとは何であるかを知っていきます。大人たちの倫理力が、子どもたちにかく生きよと教えるのです。
「捨て育て」は、過保護や過干渉を「捨てる」子育てのことです。また、無責任な放任主義とは対極にある、倫理力を大切にした子育てです。
倫理力を輝かせた子どもたちの明るい笑顔が社会にあふれることを願っています。
《続・倫風随想・183ページ~》
◎こたつむりママの所感◎
幼い頃、喘息を患っていたことで薬漬けの日々でした。しかし大人になって、母の方から、「薬をいくら飲ませても治らないのは理由があった。お母さんの心が子供を病にさせていたんやわ。」と言ってきました。その理由というのを話してくれながら、私には「とにかく家族の批判をしないこと。家庭を安らげる場所にしてね。」と教えてくれました。
現在は、自分の改善点を見つけることを楽しんでいます。😌
土曜日の夕方、息子が買い物に出かけてしばらくして戻ってきました。
「何買ってきたの?」と聞きますと「チーズケーキの材料」と言います。
「えぇ?!」とビックリして袋の中を見ますとクリームチーズや生クリームが入っていました。
息子はチーズケーキが割と好きで、よく夫の父が作ってくれるのを「美味しい」と言って食べていますが、まさか自分で作ってみようと息子が思うとはと驚きでした。
「どうやって作るかわかるの?」と聞きますと「動画で調べたら炊飯器で作るやり方載ってたから」と言いました。
「え?今から炊飯器使うの?」といいますと「はい」とのこと。
「さっきご飯を炊いたばかりなのに」と思いながらも「せっかく息子がやる気を出しているのだから」と思って炊きたてホカホカのご飯を移し替えて炊飯器を明け渡しました。
息子がチーズケーキを作るところを見学したかったのですが、その日は仕事の会議が夜からあり出かけなければならず「それでは後よろしくお願いします。帰ってからのチーズケーキ楽しみにしてます。後片付けもよろしくね」といいますと「心がけます」と息子。
会議が終わり10時過ぎに帰宅しますと台所はちゃんと片付けられており、冷蔵庫にはチーズケーキがありました。
一口食べますととても美味しく息子に「上手にできたね」といいますと「もうちょっと焦げた感じがよかったけど割と美味しくできた」と満足そうでした。
翌日夫の両親にもお福分けに持っていきますと、早速父が「チーズケーキを食べました。びっくり 朝からアイスコーヒーでいただきました。美味しかったですね☺」とグループLINEに流してくれました。
父もチーズケーキが好きなので、孫息子の作ったケーキは一段と美味しく感じたのではないかと思い、父を喜ばせてくれた息子に感謝でした♥
子供達が小さい頃、上の子に『留守番お願いね』と頼んでよく出かけたものでした。帰ってくると、『お帰りなさい。』と出迎えてくれます子供達の笑顔に、愛おしさが込み上げ、『ありがとう。えらかったね!』とぎゅっと抱きしめたものです。それでも、部屋がびっくりするほど散らかっていたりすると、つい叱ったりもしました。そんな未熟な母親を、親として信じ、受け入れてくれた子供達に感謝と共に、『善き母親になりたい』と思ったものです。子供達のお陰様で、母親として成長させて頂いた日々が感謝でなりません。子供達それぞれの善きものが引き出され、社会の中でお役に立つ人なってくれますことを願いつつ、親としてより善い生活を送れますよう心して励みます。