『苦手なことに挑戦してみると、どうなると思いますか?』
What do you think will happen if you try something you are not good at?
2021.9.7(火)
白髭神社の花手水舎と亀さん(福井市勝見町)
今日の目標
「今日一日、“厳しさ”にチャレンジします!」
恵まれた環境の中できちんとしているだけでは、子どもは伸び伸び育たない。親が厳しいことに向かっていかなければならない。“できる”と思ったことには努力しても、都合が悪いと“できない”と諦めがち。
苦手なことも“どうせするなら喜んで”と、前向きに取り組むと心が軽くなる。そして、子どもは一段と成長できる。親が現実と向き合い、“実践するのは今この時、この私”と心して励むこと。
例えば、子どもが「手伝いたい」と言ってそばに来た時には、一瞬、〈急いでいるのに〉と思っても、直ぐに、〈こんな時こそ「なんで」ではなく「そうか」と引き受けよう〉と、明るく優しく教えること。
すると、小さな手で一生懸命に材料を切る姿から、心を込めて楽しんでいる気持ちが伝わってくる。そして、何より、主人の心をより深く感じられるようになっていくのです。
『2021.10月号倫風』P 36
◎こたつむりママの所感◎
子どもたちが幼い日のことを思い出します。私が地域のスポ少の会計の仕事を家でしていたときに、私を思って息子が「お手伝いしたい」と言ってきました。
私はしぶしぶ、会費の領収印を集金袋に押させました。自分でさせておいて、曲がっていると、注意する事態となりました。
今思うと、未熟な母で、ごめんなさい。
厳しさとは、子供に向けるものではなく自分自身に課すもの。どんな時も明るく優しい笑顔の、美しい心の母親でい続けたいです。😊
Today's Goal
I'm going to face the "rigors" of the day!
Children cannot grow and develop just by being well-behaved in a privileged environment. Parents need to face the tough stuff. "It is easy to give up on something you think you can do when it is not convenient.
It is easy to give up when it is not convenient. The child will then be able to grow even more. Parents need to face the reality of the situation and work hard with the mindset that "it's me, at this time, who has to do it.
When your child comes to you and says, "I want to help," even if you think for a moment, "I'm in a hurry," immediately say, "This is the time to say, 'I see,' not 'Why?
I can feel her heartfelt enjoyment from the way she works hard to cut the materials with her small hands. And most importantly, you will be able to feel your master's heart more deeply.
(October 2021 issue of Rimpu, p. 36)
先日店のお客様に出すお便りを書いていますと夫から「なんかいいことでもあったんか?」と聞かれました。
「別に何も」といい「何で?」と聞きますと「笑いながら書いていたから」とのこと。
結構これまでもこういうやりとりが何回もありました。
そのたびに「どちらかというと逆なんだけどな」と思うのです。
その時も夫より「今日中に原稿仕上げろよ」と急かされながら書いていたところだったのです。
そんな状態にもかかわらず笑いながら書いていたと言われて不思議な気がしましたが、自分を振り返ってみますと知らず知らずのうちにお客様目線になって書きながら読んでいることに気づきました。
この原稿を読んでどう思われるだろうかと。
それは原稿書きに限らず、人に喜んでもらいたいと思ってさせてもらっていること全般に言えることであり、そういうはたらきは、多少面倒くさくて苦手なことであっても、きっと笑顔で喜んでくださるだろうことを想像するだけで、こちらも自然と笑顔になってしまっているのだと感じました。
「お前は何かしている時いつも楽しそうにしている」と夫は言います。
そのように夫にも見えてよかったと思いました。
そして一昨日夫がおもむろに「いつもお前をみているせいか、きれいな人をみてもきれいだと思わなくなってきた」と言ってきました。
「どうしたの?突然」と笑いながらも私は「それはね、私がしあわせそうにみえるからだよ」と言いました。
「私よりきれいな人はたくさんいるけれど、私程しあわせな人はいないって思っているからそれが顔に出ちゃっていわゆる『しあわせ美人』になってるのかも。それに見慣れてただの美人には興味持てなくなっちゃったんじゃない?」と冗談半分で言いますと「あぁそれでか。そうかもね」と夫も妙に納得してくれている様子に思わず吹き出しながら、こんなちょっとしたやり取りにもしあわせを感じ、改めて私がしあわせでいさせてもらえているのは夫のお陰なんだなぁと思いました。
苦手なことも人様に喜んでもらえるのならと思えば挑戦できますし、それもそのことを応援してくれる家族の存在あればこそと感謝もひろえます日々を大切に、これからも笑顔でよりしあわせを目指して過していきたいと思います。
私が子供の頃、母は仕事をしながら家事、育児、田畑とそれは忙しかったと思いますが、家族のことには手を抜かない母でした。今でこそ父は家事も畑もしますが、当時はいっさいせず、母に任せていましたので、毎日母は座ってゆっくりする暇もなかったと言います。そんな母を見て育ちましたので、私たちは母の手伝いもよくしました。母は忙しい中、私たちに教えてくれながら手伝いもさせてくれたのだと思うと感謝です。そして、母が厳しさに向かってくれたお陰様で私たちも母に喜んでもらいたいと思えたのだと、改めて感謝が込み上げてきます。私も、子供達に厳しさに向かう姿を見せられますよう、苦手なことにもチャレンジしたいと思います。