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MAMIN's avatar

先日、夫と二人である番組を観ていました。

それは「嘘」というテーマで、人間にとって「嘘」をつくという行為が何を意味しているかということを進化の過程や科学的に検証していくという内容でした。

そこでは、人間は社会性の発達と共に嘘をつくようになるといっていました。子供の場合、4才頃にその能力が急速に発達するので、その頃から嘘をつくようになるとのこと。

ただしこの場合の嘘は相手を思いやっての優しい嘘などが多いそうです。

また、人間が嘘をつくようになるのは社会を保つためだといいます。人間は集団生活のために軋轢を避ける嘘をつく。だから基本的に人間は嘘を見抜くのが苦手で鈍感に作られてると言われているとのことでした。

たいてい人は、物心ついた時から「嘘をついてはいけません」と言われて育ってきますが、ドラマや映画、小説もある意味「嘘」であり、社交辞令や建前もそういう意味では「嘘」となると、「嘘も方便」という言葉もありますが、社会で生きていくためには「嘘」という遊びがないとどうしてもギクシャクしてしまいます。

思いやりからくる嘘も入れると嘘をつかずに生きることは難しく、結局は人間だからこそ嘘をつくという結果に大変興味深く面白く見させてもらいました。

嘘にもいろいろな意味があるのだと思いますが、人を陥れるような嘘や自分の欲望を満たすための嘘は許されるものではないと思います。

しかし、「嘘はつくな」「弱いものをいじめるな」「ルールや約束を守れ」と言っている大人が堂々と国をあげて行っている今の世の中を見るにつけ、その矛盾さに苦しめられている子どもたちはどんどんと現実世界から逃避していっている傾向にあるのではと思いますと、言葉ではなく思いやりの真の心からくる行動でもってまずは親が正して行くことの大切さを感じるものです。

子供たちが人生において決断したり迷ったりした時、「親だったらどうするかな」とか「こんなことをしたら親はどう思うかな」と姿でもって、そして死んでもなお、子ども達をより善く導いていけますよう心尽くしていきたいと思います。

そしてそのように、親、師、社会の恩恵によって導いて来てもらえたからこその今の自分であることにも改めて感謝するものです☺

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けい's avatar

一昨日義父が入院しました。最近物忘れが進み、家族で交代しながら義父を見守ってきましたが、こんなに早く入院することになるとは思ってもみませんでした。義父は、今庄の山奥で11人兄弟という大家族で育ちました。皆で支え合い、助け合ってきたようで、義父の入院前まで、近くにいる義父の妹たちが、時々様子を見にきて下さいました。いつも人様のことや家族のためにと働いてきた義父でした。そんな義父だからこそ、兄夫婦や私達夫婦、妹も、入院まで義父に寄り添いながら、なるべく義父が穏やかに一日を過ごせるようにと心して過ごせましたことが感謝です。今は義父が元気に帰ってくることを願いながら、義母が日中一人となりましたので、少しでも足を運び、心尽くしたいと思います。

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