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先日、このブログの写真に掲載された鯖江の西山公園に行ってきました。

鯖江出身の私にとって西山公園はたくさんの思い出が詰まった場所です。

色とりどりのつつじが公園全体を覆いつくしている光景は圧巻であり鯖江の誇りです。

マスクをしていてもわかるつつじの香りに懐かしさが一気にこみ上げてきました。

毎年のつつじ祭りはもちろん、私が幼稚園から小学校2年生までは遠足と言ったら西山公園でした。

中学時代の写生大会も西山公園。

近所の子らと探検ごっこをして迷ってしまい「このまま家に帰れないのでは」と泣いてしまったことや、日曜日の朝、友達と朝練と称して展望台まで登り思いっ切り歌を歌ったことも懐かしく振り返らせてもらいました。

子ども達が小学校までは毎年実家に遊びに行き両親とつつじ祭りに行っていましたが、ここ最近は車から眺める程度で終わっていました。

しかし、今回は久しぶりにゆっくり歩いてつつじを満喫できました。

そのあと実家にも顔を出して両親といろいろと思い出話で盛り上がりました。

そして私の結婚式の時の写真を出してきた母と「懐かしいね」と話していると「あなたが今幸せでお母さんも幸せ」と言ってくれました。

そして、なごやかな雰囲気の中ふと、以前ブログのコメントに書かせてもらった「習字さぼり事件」の真相を聞こうと思い立ち、さり気なく「ねぇ、私ってどうして習字やめたんだったっけ?」と聞きました。

すると母は首を傾げながら「どうだったか忘れたけど、あなたからやめたいって言わないかぎりお母さんからやめなさいとはきっと言わないと思うけど」と言うので、「それじゃあ、私が習字ずっとさぼっていたの知ってた?」と聞きますと母は寝耳に水のように「え?!そんなことあったの?」と驚きました(笑)

そこで私はスマホのブログのコメントをそのまま母に読んでもらいました。

拡大鏡を片手に真剣に読んでいる母の横顔をドキドキして見ながら読み終えるのを待っていますと、母は顔をあげて第一声「覚えてない。こんなことがあったなんて知らなかった」と言ったのでした。

母の思わぬ反応に「覚えてないんかい!」とツッコミそうになりましたが、「実はそういうことやったんやよ」とにこやかに言いますと母は「はぁ〜」と息を吐き「こんなにいい子に育ってくれてほんとに良かった〜」と言いました。

「あの頃は家も新築しお金を貯めるために必死で働いてきてそれどころじゃなかったんだと思うけど、こんなことがあったなんてこれっぽっちも思わなかった。ちゃんと行ってるものと信じて疑わなかったから。でもいい子に育ってくれてありがとう。」と言う母。

あれだけ私を鬼のように叱ったことも忘れてしまうほど働くのに必死だったのだと思うと、そんな中であっても父と共に愛情いっぱいかけて育ててくれたことに感謝の思いとなりました。

「ところであの後あのお金はどうなったんだろう」と聞いても両親はさっぱりわからず私も記憶がなく、結局どうして習字を辞めたのかもお金の行方も真相はわからずじまいでしたが、両親がずっと私を信じてくれていたことだけでも知ることができ良かったです☺

これもブログの西山公園のつつじの写真に誘われたお蔭様でした♥

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karin's avatar

今朝、起きると中学3年の息子より手紙が置いてありました。昨日、私が主人の母に母の日のプレゼントを買ったんだ〜♡と言っていたのが聞こえたから、「僕はプレゼントは買えないから手紙を書いた」とのこと。ほんとうにうれしくハグしました♡

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