『微笑みを忘れていませんか?』
Did you forget to smile?
令和4年3月14日(月)
殿下公民館のオブジェ(福井市風尾町)
今日の目標
「今日一日、上機嫌の生活をします!」
日本でいちばん気持ちのよい顔とされているのは、微笑んでいる顔です。その気持ちのよい顔を、両親はじめ、先生や友人など、自分を気にかけてくれる人たちにいつも示すことが、日本人の世に処する道である。そればかりか、世間に向かって絶えず明るい表情を投げかけ、知らない人に対しても、できるだけ気持ちのよい印象を与えようとする気配りは、慎み深さであり、やさしさであるというのです。
だから心は張り裂けんばかりでも、健気に微笑みを保とうとする。そうしなければ心配をかけるからです。これを一種の礼儀作法と捉えています。そして、辛い義務を果たさなければならないときや、辛いことを口にせざるを得ないとき、その辛さを相手に知らせないように、笑みを浮かべるのだというのです。
東日本大震災のあと、被害に遭った多くの人の姿がテレビに映し出されました。親しい人を失い、避難所生活を余儀なくされ、心のなかは悲しみや不安でいっぱいであるはずなのに、その表情は穏やかで、時には微笑みさえ浮かべていました。こらえきれずに涙をこぼし、両手で顔を覆った人も、しばらくすると「取り乱してすみません」と周囲の人を気遣い、静かな微笑みで感情の波立ちを鎮めるのでした。
《続・こころのヒント(上)・24ページ~》
◎こたつむりママの所感◎
生家では小さい頃から祖母の口癖は、「大層くらしいこと言うな」「良い事は黙ってしろ」でした。でも、寒い時は手足を温めてくれ、暑い時は冷たいものを食べさせてくれと、愛情たっぷりでしたから、亡くなった時は辛さが込み上げてきて、家族にもわからないように布団をかぶって泣いていました。
良い行いも悪い行いも、血が命令し運命を呼ぶ、とか、習慣から発生する、と教えて頂きました。生まれつき持っていたものに、プラス、後から家族によって作られた性格で今の自分があるのだと思うと、今度は私も、次の子孫のためにも、欠点は改め、直ぐに微笑みの出せる上機嫌な自分でいられるように努力します😊



昨日は仕事での研修会が午後からリモートであったのですが、2020年の1年間での自殺者の人数は2万人を超えたとのことでした。
コロナ感染で亡くなられた方は23860人、先日は「震災の日」でしたが東日本大震災で亡くなられた方・行方不明者は約2万2千人。
コロナや震災で亡くなられた人とほぼ同じ人数の人達がわずか1年の間に自殺されていたと知り衝撃を受けました。
いろんなご事情や原因はあるとは思いますが、その研修会でご講演くださった講師によると「経済的惨事や家庭危機など重大なストレスを抱えていても、他人への思いやりに時間を費やすことで死亡リスクは下がる」とのデータを教えて頂きました。
多くのストレスを抱えていても、人に対して思いやりの心を発動させることによって、自分の命を守ることにも繋がっていくということを改めてデータとして確認させてもらえてよかったです。
そして、思いやりの心で人に笑顔を向けることもまた、自分自身に返ってくるのだと思うと、今のこの世の中においてとても希望や元気がもらえ、たくさんの方に思いやりの笑顔をおすすめしたいと思いました。
まずは私から☺
主人は皆を笑わせるのが上手く、たとえ困難な状況でも笑いに変えています。最近義父の物忘れが進んで、ご近所にご迷惑をおかけすることもありますが、ご近所には頭を下げてお願いしながら。義父の思いに寄り添うよう、義父が
快く一日を過ごせるようにと心尽くしてくれます。どんな義父の様子も笑いながら受け入れ、できないことも、自分が間違えたと軽く聞き流すそんな姿に、主人の優しさ、愛情を感じます。そんな主人に寄り添い、笑顔で過ごせるようにと思います。