令和4年2月10日(木)
雪ネコ(越前市の方より)
今日の目標
「今日一日、真心をもって意見を出します!」
武者小路実篤(むしゃのこうじさねあつ)さんは、たくさんの絵や書を残しています。日本人は昔から、「仲間は仲よくしなければならない」「和が大切だ」としてきました。幼稚園でも学校でも、「みんなで仲よく」と教えます。
「仲よき事」や「和」が「美しくも、貴くもない」ケースはたくさんあります。たとえば、仲よくしてもらうために、相手に媚びたり、へつらったりする場合です。相手が間違っていても、気を悪くされないように、そのことを指摘しません。無礼であっても咎めません。その和の姿は決して美しくはありません。人としては、不自然で不健康な姿です。
どんな批判に対しても、真剣に耳を傾けることができる人、批判が正しければ、それを受け入れることができる人、そうした人こそがほんとうに「美しい」関係を結ぶことができる「よき仲間」です。当たらず障らずの対応は、最初から相手を「よき仲間」ではないと見切った態度にほかならないのです。
《続・こころのヒント(上)・177ページ~》
◎こたつむりママの所感◎
子供たちが学生の頃は、(充実した学校生活を送って欲しい)と願い、高校を卒業して運転免許を得、二十歳を過ぎて飲酒など何でも自由にできるようになると、(流されず、責任感を持った、大人らしい仲間を作って欲しい)と願いました。でも、子は親の鏡ですものね。
自覚が足らないままに親となりましたから、毎日反省しながらの子育てでした。でも仲間の人たちと、「今日一日だけ頑張ろう!」って、明るい愛のある家庭作りに励んでこれて、今なお喜びです。😊



最近思いますのは「私のまわりはみんな仲がいいな〜」ということです。
店のお客様のご相談をお聞きしていますと、夫婦間だったり親子間、兄弟間、親戚間、友人間 職場間 ご近所間等で、何かしらストレスを受けていることがありますが、自分を振り返った時、どこをとっても違和感がなく、不自然さもなく仲のよい関係を頂いております。
しかし、それらはもともとそういった関係だったかというと、表向きは変わっていないように見えますが、私の中で「この家族、親戚、仲間、仕事、ご近所あればこその自分なのだ」と徐々に認識していくうちに、どの人も「愛おしい人達」に思え、自分の中の違和感、不自然さが少しずつなくなってきたのだと感じます。
しかし、関係とは自分一人では成り立たず、相手もまた同じように想って関心を持ってくれればこその仲よき関係なのだと思いますと、なんて私は人に恵まれた環境にいさせてもらっているのだろうとお陰様を思います。
これらの環境は決して当たり前ではないのだと改めて感謝し、この仲よき関係をもっと広げていけますよう励ませて頂きます☺
今日の写真の雪ネコもそうですが、今グループラインでは、送って下さる写真などを見て、俳句を読んで下さる方、スタンプで応えて下さる方、また違う写真を送って下さる方と、いろんな方々がひとつのラインに反応して、感じたことを発信して下さいます。時に直接厳しい指摘を受けることもありますが、仲間だからこそ言って頂けることと思うと、どんな言葉も必要あっての言葉と感謝です。そして、コロナ禍であればこそ、ラインでのコミュニケーションも大切で、その時気をつけなければならないのは、やはり相手に対する真であると思います。相手が不快な思いや、悲しい思いをしないよう真の心で対し、喜びや楽しみを共有できるようにと思います。今日もそのことを心しながら、家族や周りの方々に接していきたいと思うものです。