『「いま」を肯定できますか?』
Can you affirm "now"?
令和4年4月26日(火)
グリーンセンターにてボケの花(坂井市丸岡町)
今日の目標
「今日一日、今の自分を好きになります!」
NHKテレビで放映されている「地球に乾杯」という番組を楽しく視聴しています。内容は世界各地のさまざまな職業の人々の仕事と生活のルポなのですが、毎回、自分たちの仕事になんの迷いもなく精進している人々のようすが、生き生きと伝えられていて感動します。
ニューヨークの高層ビルの屋上に、古風な貯水用の木製の大樽を設置する樽職人。国際試合の審判に選ばれるべく競い合うアルゼンチンのサッカーの審判たち。観客を熱狂させるインドのマサラ映画の出演者たち。ルーマニアのチーズ作り。ゴビ砂漠に恐竜の化石を追う人たち。サメ漁の名人に弟子入りして、海と魚について学ぶマダガスカルの青年。赤茶けたオーストラリアの大地でオパールを採集する人々……。
最も強く感じられるのが、自分の境遇をそのまま肯定し努力している人々の美しさです。さまざまな縁によって、いまの職に就き、いまあるような暮らしをしている。そのことに、自分も家族もなんの不平も不満ももたず、ただただその仕事の錬磨に努めている人たちが、この番組にはたくさん登場します。その姿はとても美しく懐かしく、そして尊いものに、私には思えてならないのです。
《続・こころのヒント(上)・278ページ~》
◎こたつむりママの所感◎
若い頃はよく(どうしてこうなるんだろう)と、イライラしたり、(あの人はいいな)と羨ましく思ったりしました。
でも、『私たちは自分の力で生まれたのではなく、自分の力で心臓を動かしているのでもなく、自分の力で呼吸しているのでもないのです。自然の力で心や体を働かしてもらい生きています。』と、学びました。
だから命を大事にするためにも、今の自分を大好きにならないといけないのだなと思えました。☺️



先日、養老孟司さんの動画を見ていた時に「今の子は『自分の人生は自分のもの』と思ってる子がほとんどです。それが前提となってしまうと『どうして死んだらいけないんですか?』という質問が出てきた時にどう答えればいいかわからなくなる」ということを言われていました。
子ども達にも「あなたの人生だから」と言うことがありますが、「あなたの人生ではあるけれど、みんなの祈り願いが込められこの世に生まれて来たからこその人生を無駄にせず大切にして生きてください」との思いは常にあります。
そして自分もまたそのような人生の歩みを子ども達に見せて伝えていきたいと改めて思います☺
私が小学校の頃、スクールバスを待つところか神社でした。境内には大きな木が何本もあり、しめ縄がされている樹齢何年かのものもあったと思います。そこでバスを待つ間、毎日遊ぶのが楽しみでした。境内の端には、鉄棒などのちょっとした遊具もあり、ランドセルを置いてよく遊んだものです。学校までは、小、中、高校とも遠くて、不便に感じることもありましたが、子供ながらにその不便さも受け入れ、楽しんでいました。そんな大自然に囲まれた村での生活が大好きでした。それも両親や祖母などが自然を敬い、日々精一杯生きる姿を見せてくれ、私達子供が少しでもより善く生活出来るようにと心尽くしてくれればこそと感謝です。今住んでいるところも、自然に囲まれた住みやすい地域で、大好きです。今の環境を受け入れ、大肯定し、家族と愛和しながらより善く生活したいと思います。