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けい's avatar

長男が小さい頃のやんちゃな時期に、先輩さんより『この子はちゃんと考えていますよ。発想が面白いですね。』とそのしていることを見ておっしゃって頂きました。私がいたずらだと思っていたことも、長男にとっては一生懸命に何かをしようとしていたんだと、その時気付きました。自分からしか物事を見ていなかった私が、お陰様で少しずつ相手の立場に立って見るようにと心させて頂いています。それでもまだまだ自分の思い込みがあることを感じます。自分の思い込みを捨て、視点を変えて物事を見れますよう、そして真に相手の心に寄り添えますよう努力します。

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MAMIN's avatar

今から3年前、当時地元の国立大学の2年生だった娘から大学をやめたいと告白されました。

自分で希望して入った学部でしたが「思っていたものと違った。自分に合わない。そうわかったらそんなことに時間を費やすのがもったいない」というのです。

私としてはそれなりに大学生活をエンジョイしていると思っていたので寝耳に水で驚きました。

そうは言ってもせっかく入ったのだからせめて卒業ぐらいしたらどうか。もしくは別の大学に入り直すとか、一旦休学してよく考えてからでも遅くはないよと説得しても「働いて営業がしたい」と頑として聞きません。

夫も「あいつは一度決めたらテコでも動かんから逆にこっちは応援してやろう。それしかないやろう」といいそして「あいつの思い切りの良さはほんとかっこいいな。うらやましわ」と娘を褒めだしたのでした。

「押してだめなら引いてみろ」ではないですが、夫の切り換えの速さに私は救われた気がしました。

それから娘は大学を中退しアルバイトを始め資金を貯めて自分で大阪の会社に就職を決めて出て行きました。それから1年して今度は東京の会社にと転職して今にいたります。

昨年は営業でトップとなり「新人王」となったのですが、その際娘の上司の方が娘に送ってくれたLINEのメッセージを私にも送ってくれました。

そこにはこう書かれていました。

いい家庭環境なんだな。トップ取るやつって結局、人間性。その人間性って親と環境で決まるわけよ。お前はトップ取れるよ。トップって営業成績とか獲得とかそういうミクロの話じゃなくて世界平和とか地域再生とかそういうマクロな話です。

私のこれまでの人生において娘程の困難や選択に直面した記憶も経験もないのですが、娘の生き方を通して視点を変えることの大切さを知ることができ、たくさんの感謝を拾うことができました。

よく「ものは考えよう」と言いますが、ものの見方、受けとめ方次第でなんとでもなっていくのではと思います。

そしてその視点の先は大抵大きなものです。

例えば、生活している中でちょっとした不足不満を抱いたとしても、テレビで砂漠地帯などで繰り広げられている紛争などを目にしますと、「自然豊かで平和な日本に生まれて本当に良かった」と心から思え、「この自然や平和を保つためには私達はどうすればいいのか」とまで思いをはせられたときに目の前の世界が変わっていくように。

世の中には理不尽なことも多く存在しストレスを感じて心や体を崩される人がたくさんいらしゃいます。

私が今できることは、せめて相手の心に寄り添い、大きなものや外の世界へと視点を向けてもらえるよう励んでいきます

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