Discussion about this post

User's avatar
MAMIN's avatar

夫と結婚してよかったことは「足るを知る」ということを学んだことです。

夫は亡き祖父からそのことを厳しく教えられて育ったため一切贅沢はせず、あるものを工夫して生活してきました。

一方、核家族で割と自由に欲しいものがあれば買って貰える環境に育った私は、値段を見ずに買うくせがついており夫からよく「お前は大名買いやな」と言われます。

そんな私ではありますが、夫と結婚したことで「欲しいな」と思っても一旦考えて工夫をするようになりました。

すると不思議がことに買わずともそれに似た感じのものが実は身近なところにあったり、もしくはしばらくして人からもらえるようになっていきました(笑)

これに味を締めて本当に必要なもの以外にはほとんど買わなくなりました。

そして今ではどこまで我慢できるかを自分に試すことが楽しみとなっております☺

先日もこんなことがありました。

今毎朝ウォーキングをしていますが、これまで履いていたものが傷んできたので新しいものを買おうかと思っていましたが、「いや、ちょっと待とう」としばらく我慢していましたら、ある日倉庫を整理した際、以前夫の母より「まだきれいだからよかったら」ともらった靴が出てきました。

数年前までは、父と二人で旅行に行く際に履いていた靴ですが3年前に大腿骨を骨折してから思うように歩けなくなり旅行にも行けなくなったことで私にと譲ってくれたのでした。

私と母の足のサイズはほぼ同じなのです。

「ありがとうございます」ともらったものの、私は普段ほとんどパンプスしか履かないのでしまってしまい、そのまま忘れていたのでした。

履いてみるととても履き心地がよく見た目も品があり、いかにもウォーキングシューズっていう感じではないのが気に入り、毎日履いて歩いております。

父がよく「おばぁちゃんも亡くなってこれからもっとお母ちゃんと二人でゆっくり旅行に行けると思っていたのに人生っていうのはわからないものやね」と言い、私に「元気で健康なうちに何でもしといたらいいよ。お金と時間はなんとでもなるけれど健康だけはいつどうなるかわからないから」と言ってくれます。

こだわりが強い父が母のために選んであげた靴でもあります。

我慢したことで大切なことも思い出させてもらいました。

そして「こうして歩けるってことがしあわせってことなんだな」と改めて実感しております。

また、昨日もお昼の準備に一旦家に戻りおかずを作って息子に「ご飯できたよ〜」と呼んでさあ食べようとご飯をよそうためおひつを開けますとご飯が一杯分しかありませんでした。

しまったと思い息子に「半分づつでいい?」と聞くと「うん」と言ってくれました。

するとちょうどよく知人の方が「今パンを焼いたんだけど」と焼きたてホカホカの食パンを持って来てくださったのでした。

息子とふわふわの食パンにバターをつけながら「おいしいね!」と頂きました。

「少し足らないくらいがちょうどいい」と思いこれからも家族仲良く「足るを知る」生活を心がけていきたいと思います。

Expand full comment
けい's avatar

主人の父は、国鉄を辞めた後、水道関係の仕事や警備の仕事など、職種にこだわらず、70歳までよく働いて、主人など3人の子供達を育てて下さいました。その後も、家のことや親戚、兄弟、私達家族のこと、そして地域のことなど、本当によく心を遣って下さいます。そのお陰様、主人も若い頃から今の会社でずっと働いてくれ、休みにも、家族のためにできることをしてくれています。本当に感謝しかありません。私はただただそんな義父や主人に心尽くし、少しでもご恩返しのはたらきができますようにと思うものです。

Expand full comment
2 more comments...

No posts