2021.6.30(水)
夏越大祓(なごしおおはらえ)茅の輪くぐり(福井市白髭神社)
今日の目標
「今日一日、子どもの目線で宝物を見つけます!」
【ありがとうノート 🔵天国のおじいちゃん】
2年くらい前、おじいちゃんは天国に行ってしまいました。
おじいちゃんは絵が上手でした。わたしの顔もかけるくらい上手でした。おじいちゃんはギターも上手でした。妹とふたりでゆったりと聞いていました。わたしが「ひいてひいて」とおねだりすることもありました。
その時のわたしは、それがふつうだと思っていました。その時のわたしに教えてあげたい気持ちです。でもできません。わたしは、今、あたりまえだと思っていることは、ぜんぶゆめの時間のようなことだとやっと知りました。
おじいちゃん、今までありがとうございました。空を見上げたらいつも、やさしいおじいちゃんの顔がうかびます。ありがとう。
香川県 O・M(小学3年生)
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【好きなこと 🟢お手つだい】
春休みは学校のしゅくだいがなくて、ラッキーと思っていたら、お母さんが「毎日一つでいいから、お母さんのお手つだいをしてちょうだい」と言いました。せっかくの春休みだから、ゲームもしたいし、読書もしたいし、ゴロゴロしたいけど、一つくらいなら「まあいっか」と思って、「えー、いいけどー」とへんじをしました。
一日目のお手つだいは草ぬきでした。そんなのらくしょうと思ったけど、ずっとすわってこしがいたくなりました。たくさんぬいたのに、まだまだ草がありました。でも、がんばりました。
お母さんが「まあ!こんなにたくさんぬいてくれたん?よくがんばったね、たすかったわ」と言ってくれてうれしくなりました。明日からもお手つだい、がんばります。
香川県 K・G(小学2年生)
『Love&Harmony2021夏』P26
◎こたつむりママの所感◎
「こどもの新聞」を読みました。小学生の作文が素敵です。
親は子供を見守っているつもりでも、実は『子どもに見られている夏休み』。子供たちが幼かった頃の夏休みは、お手伝い、宿題、イベントのスケジュール表を作って、水筒を持って毎日のように外に出かけました。この懐かしい思い出こそ、わたしにとっての宝物なんです😊
Today's Goal
Today, I will find treasures from a child's point of view!
【Thank You Notes 🔵 Grandpa in Heaven】
About two years ago, my grandpa went to heaven.
My grandpa was a good painter. He was so good that he could draw my face. He was also a good guitarist. My sister and I used to listen to him play in a relaxed manner. There were times when I would beg him to play the guitar for me.
At the time, I thought that was normal. I want to tell me at that time. But I can't. I finally learned that what I think of as normal now is all like a dream time.
Thank you, Grandpa, for everything. Whenever I look up at the sky, I always see the kind face of my grandpa. Thank you.
O.M. (3rd grader, Kagawa Prefecture)
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【What I like to do 🟢Let's help each other】
When I was feeling lucky that I didn't have to do any school work during spring vacation, my mother said, "Please do one thing for your mother every day. Since it was spring break, I wanted to play games, read books, and laze around, but I thought, "Well, if it's just one thing, it's okay," so I said, "Yes, it's okay."
On the first day, my job was to pull weeds. I thought it would be easy, but I sat down for a long time and my back started to hurt. Even though I pulled a lot of weeds, there was still a lot of grass. But I did my best.
My mother said, "Well! You pulled out so many weeds? "I was so happy to hear her say, "You did a great job. I will continue to do my best from tomorrow.
K.G., Kagawa Prefecture (2nd grade)
Love&Harmony2021Summer, p.26



私の子どもの頃の夏の思い出というと一番に思い浮かぶのは、毎年母が勤めていた病院の保養施設に一泊二日のお泊り会をすることでした。
病院の職員がいくつかのグループに分かれて子ども達も連れて参加するのですが、その子ども達のほとんどが、幼い頃から病院の保育所で一緒に過ごした仲でしたのでそれはそれは楽しかったのです。
施設は丘の上の見晴らしがいいところにあり長い階段を降りるとすぐに砂浜です。
1日中海で泳ぎ、夜はお楽しみの花火大会。
そして大人達と一緒にゲームをしたり歌を歌ったりおしゃべりしたりと夜遅くまで過ごす時間はとても魅力的で、ちょっぴり大人の仲間入りしたような感じに思えました。
家族での旅行というのはなかったのですが、毎年のその三国のお泊り会が何よりの思い出です。
我が家の子ども達も家族での旅行というのはほとんどありませんが、そのかわり仕事での組織が主催している「サマースクール」に毎年参加させていました。
全国から同じ組織の子ども達が集まっての5泊6日のサマースクールは規模も大きく、北海道や東北、中国、九州など開催地も毎年かわり、親と離れることも、バスや新幹線、飛行機などに乗ることも初めての経験をたくさんさせてもらえました。
夫も子どもの頃、そのサマースクールには妹さんと一緒に参加しており、とても楽しかった思い出があったので子ども達にもぜひ経験させてやりたいと思っていたそうです。
娘は中学2年まで参加していました。
中学生になるとジュニア指導員として主催者側にまわれ、大人達のお手伝いができるのですが、それになるのがジュニアの子たちの憧れでもあるのですが、中学生になると部活で忙しくなりどうしても参加が難しくなってきます。
娘も最後となった中学2年の時は部活の日程で参加できないと思っていましたが、途中からでも合流したいと言い出し息子だけ先に行かせ娘は1日おくれで参加することになりました。
開催地は熊本県でしたので博多まで私が一緒に送って行くことになったのですが、それが思いもかけず初めて娘と二人だけのちょっとした旅行となりました。電車の中での娘との会話も楽しく、娘よりも私の方がはしゃいでしまい娘から「声が大きい」と何度も注意されてしまう程でした。
博多の駅には娘のためにサマースクールの校長先生が迎えにきてくださっていて「お世話になります。よろしくおねがいします。」と言って娘を預けたあと、せっかく博多に来たのだからと博多ラーメンだけ食べてトンボ返りした。
たくさんの人の手によって親も子もいろんな経験をさせてもらった夏でした。
子供達が小さい頃、夏休みには、毎日いろんなお友達がやってきました。特に、次女と長男の友達は兄弟で同級生の子が多く、一緒に遊びにくるので、一体家の中に何人いるのだろうと思ったこともありました。外で鬼ごっこやかくれんぼをしたり、公園で泥団子を作ったり、カエルや団子虫を捕まえたり。子供達が汗をかきながら、全力で遊ぶ姿は、親としての喜びでもありました。懐かしい思い出です。子供達のキラキラした目を思い出し、そんな初々しい心で今日一日を楽しく過ごしたいと思います。