令和4年3月20日(日)
桜の蕾(坂井市三国運動公園にて)
今日の目標
「今日一日、あっさりと現状を認め心の無駄を取ります!」
医療の進歩によって、人の寿命は格段に伸びてきました。もちろんそれ自体は歓迎すべきことですが、老いや死を受けとめる力や、それらを尊重する心情は、どんどん失われてきているように感じられます。かつては家族や共同体のなかで自然に接するものだった老いや死が、今では好ましくないもの、忌むべきものとして遠ざけられるようになっています。
京都市動物園には一昨年まで、国内最高齢の「ナイル」というライオンが飼育されていました。老い衰えたナイルの姿を見せることには、来園者から反対の声も上がったといいます。しかし、最期まで懸命に生きる姿を見てほしいという園の方針は、次第に大きな共感を呼ぶようになりました。
ナイルの老いと死は、「自らの人生や生き方を振り返った」「人の死と比較した」「命の大切さや扱い方を考えた」「生きる糧となった」など、さまざまな反応を来園者にもたらしたといいます。おそらく、一頭のライオンの姿を通して、はじめて老いや死に向かい合うことができた人もいたでしょう。
《2022.4月号倫風・10ページ〜》
◎こたつむりママの所感◎
劣等感の多かったかつての私です。幸福感、感謝の心がなかったからだと思います。心の隙間に、迷いや悩みがあり人生を(子育て時を)楽しんでいませんでした。でも、周りの皆さんから、家庭円満の秘訣を教えてもらい、お幸せなのは、必ず守っているものがあるからとわかりました。そこから、少しずつ心の無駄をなくそうと自覚して、良い方向に向かってきたのです。😌
最近娘が「鯖江のばーちゃんにスマホ持たせてあげて」と言ってきました。
娘としては、祖母にLINEでメッセージや写真、動画などを送ってあげたいとの思いで言って来たと思うのですが、ガラケーでさえも満足に使えない状態の母にスマホなんてとても無理と思っていました。
それに、そういった実家の両親のことは兄に任せていますので、私が口出すことでもないとの考えもありました。
ところが、娘はそれでも諦めず食い下がり、そこまで言うならと夫がいろいろ調べてくれました。
すると、実家はもともとケーブルテレビと契約しているのですが、インターネットや電話もセットで加入するととても割安になることがわかりました。
そこで夫が「お兄ちゃんに提案してあげたら」と言いました。
私はあまり気が乗りませんでしたが、意外にも母が乗り気で「それならお兄ちゃんに頼んでみる!」と言って兄に話して頼んだところ「好きにすればいいよ」と言ってくれたとのこと。
そのことで、夫がケーブルテレビ会社に連絡して今度工事をすることになりました。
しかし、母の携帯はこの先もずっと使えるタイプのものなのでそのままにしておき、しばらくは私のタブレットを母に使ってもらうようにしました。
タブレットの方が画面も大きく、要はスマホを持ちたいのではなく、今のところ私や孫たちとのLINEのやり取りをしたいだけなので、それから試してもらおうと思っています。
それにしても、母や夫をその気にさせてしまう娘の押しの強さに「さすがは営業トップだけのことはあるな~」と感心してしまいました。
娘の気付きのお蔭で母も良い刺激を受け、新たな挑戦を楽しみにしている様子です。
こうして、離れていても祖母と繋がって安心させ支えてあげたいと思ってくれています娘に感謝です☺
昨日は長女の誕生日で、お陰様で家族揃ってお祝いすることが出来ました。多くのご恩のお陰様、何より両親がいつも温かく見守ってくれればこそ成長させて頂いた子供たちであることに感謝いっぱいとなりました。長女は両親と過ごすことが多く、義父の変化も自然体で受け止めていました。時々おかしなことを言っている義父の話を聞きながら、それでもいつも通り接し、また来るね!と言って帰ってくるので、義父も義母も長女が行くのを楽しみに待っていたようです。両親がいつも愛情深く見守ってくれればことの感謝を噛み締めつつ、私も家族や人様のそのままを受け入れ、愛情持って接していきたいと思います。