令和4年2月3日(木)
節分の福豆(福井市白髭神社)
今日の目標
「今日一日、じっくり検討します!」
多数意見とは、往々にしてあまりものを深く考えない人々のその場の無責任な意見の集積なのではないでしょうか。そしてさらに、大勢の人が賛成しているらしいから、とりあえず賛成しておこうという人々によって、その数はどんどんふくれあがっていくのです。
中江藤樹:「厳しく自分の目的を立てたら、勇猛に自分にうち克ち、毛の先ほども艱難苦労をいとうてはならない。自分に克つためには、身命さえも気にし惜しんではならぬのだから、身命以外の小さな利害などは論外のことだ」
福沢諭吉:「10人のうち9人が賛成なら、自分は反対だ。9人が反対なら自分は賛成だ。世の中も船と同じで、全員が片側に行くと傾いて浸水してしまう」
我が信ずる道を往くところにこそ、「真の幸せ」があり、それこそが真に「自立」した人間の姿だと思うのです。
《続・こころのヒント(上)・133ページ~》
◎こたつむりママの所感◎
価値は人によって生じますが、自分自身がどれほど世の中に役立つ人材かどうかを考えたいと思います。家族の幸せを絶えず願ってきました。願って努力するからこそ、一つずつ成就していくのではないかと悟りました。だから、お陰様で、誰かの真似とか、意見に流されて…ということには無縁の日々です。😊
昨日のニュースで、昨日の東京のコロナ感染者が2万人超えたとのこと。
数値だけ見ているととても不安に思いますが、感染者の重症率やどのような症状が出るのかをきちんと把握し、そして感染したとしてもそれに耐えうる日々の体力づくりや、必要以上に不安がらないようにすることを心がけていきたいと思います。
不安な心が生命力を弱めると考えられており、恐れる心によって血液の循環も悪くなります。
心配しても仕方のないことはあまり考えず、できるところから日々の楽しみや感謝を見いだし、明るく過ごしていきたいと思います。
今日は節分です。普通は「福は内 鬼は外」ですが、ある地域によっては「福は内 鬼も内」という場合もいくつかあると短大時代民俗学の授業で教わりました。
鬼子母神など鬼を祀っている寺社や、鬼という字が付く名字や渡辺という名字が多い地域などだそうです。
一般的には少数派でしょうが、その起源を知れば納得であります。
そして「鬼も内」の言葉に、福だけでなく苦難や鬼とも思える相手を受け入れる力強さや懐の大きさ、温かさ、おおらかさを感じます。
そして何より「疑心暗鬼」とも言いますが、鬼は外からやってくるのではなく自分の暗く弱い醜い心が、自分の中で鬼を作り上げてしまっているのだとも思いますと、「自分に打ち克つ心」こそが大切であると改めて思うものです。
豆を投げるのも外ではなく自分にこそ向けて投げるくらいの気概でもって過していきたいと思います。
そして「笑う門には福来たる」とあるように明るく積極的な心で自分自身の力で福を呼び寄せるほどに、笑顔で明るく過ごしたいと思います☺
先日、三女が英語の授業でディベートをして楽しかったと言って帰ってきました。ある課題が出され、それに対して賛成、反対に分かれて英語で討論し合うそうです。だんだん白熱してくると、英語が出てこず、簡単な単語の繰り返しになってしまう。でも、それをジェスチャーしながら、話すので、面白くて盛り上がったと。三女も積極的に参加できたようで、次が楽しみと言っていました。自分の意見をしっかり言える三女であること、これも多くのご恩のお陰様であり、そしてコロナ禍で緊張の毎日ですが、子供たちが楽しく学べることが感謝です。私もいろんな情報に流されることなく、信念を持ってより善くに向かわせて頂きたいと思います。