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福井も一昨日、例年より9日程早く梅雨明けしました。

今毎朝ウォーキングをしておりますが、梅雨入りの始めの頃、履いていた靴が濡れてしまいました。

そこで代わりに長靴を履いていたのですが、3日程濡れたまま玄関に置いておいたら少し白カビが発生していることに気付きました。すぐに洗って干したのですが、それでもカビはまた生えてきたのでやむなく捨てました。

その靴は夫の母からもらったものでした。3年前に大怪我をして足を悪くしたことで「もう履くことはないからよかったら履かないか」と言ってくれたのです。

靴好きの父が母との旅行のために足がなるべく疲れない靴をと選んだだけあり、毎日歩いていても全然疲れませんでした。

しかし、カビを生やしてしまったことで新しい靴を買わないといけないかなぁと思っていましたが、そういえば以前父からも「この靴よかったら履かないか」と言ってくれた父の靴があったと思い出しました。

ありがたいことに父も母も私も足のサイズはほぼ一緒なのです。

若い頃は足が大きいことが嫌でしたが、こうして今両親の靴が偶然にも間に合っていますことでそれもまたよかったなぁと思いました。

父から「買ったはいいけどクッションがふわっふわっしすぎてちょっと歩きにくい」と言うことでした。でも高かったので捨てるにはもったいないと言って「よかったら履いてくれんか」と言われ、私は「ありがとうございます。では頂きます」と言ったのですが母の靴もあったので持って帰らずそこに置いたままにしていたのでした。

父としてはいつ持っていくのだろうと思っていたのではと思います。

ようやく父に「この前の靴もらって行きます」と言いますと、父は嬉しそうに「どうぞどうぞ」と言って渡してくれました。

それをみていた夫は「ウォーキングシューズくらい買ったら?、やっぱり歩きやすいほうがいいよ」と言ってくれた。

私もそう思ったのですが「せっかくあるんだから使ってからでも遅くはないよ」と言いながら、私も変わったなぁと思いました。

だんだんと夫に影響され「足るを知る」ことを楽しんでおり、今では夫の方が「それくらい買ってもいいよ」と言ってくることが多くなってきました。

以前は「こんなのほしいな」と言うと「お父ちゃんら似たようなの持ってるかも知れないから聞いてみる」と言ってなかなか買ってくれませんでした。

私としては、似ているのではなく自分が気に入ったものがほしいのですが、夫はあるのを使えばいいと言う考えで私はそこに不満を思っていました。

しかし、17年前の7月18日の福井豪雨で床上浸水の被害にあった頃からこだわりが消えていきました。

これまでは高い物も「一生物」と思って買っていましたが、泥まみれになった家具や布団、鞄、洋服など目にした時、「一生物なんてないんだ」と悟ったのです。

それからは「足るを知る」生活にと意識して切り換えていくことができました。

買う前に両親に「こんなの余っていませんか」と聞くのもよいコミュニケーションにもなっております。

そんな中で両親も「こんなのいらんか?」と何かと声をかけて来るようになり母からは洋服やアクセサリーなども譲り受けありがたく使わせてもらっています。

今毎日のように母からもらったネックレスをつけておりますが、これは母の実の母親の形見の品です。

元々大きな翡翠の帯留めだったようですが、普段に身に着けやすいようにとネックレスとイヤリングに仕立て直してもらったそうです。

そんな大切な思い出の品を嫁の私に譲ってくれたことがありがたく、母が2歳の時に亡くなった祖母の想いも受け継ぎ少しでも親孝行したいと思います。

そのためにも体を鍛え元気に夫婦仲良くしている姿を両親に見てもらい少しでも安心してもらえるよう励みます。

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けい's avatar

昨日夕方、実家の父から久しぶりに電話がありました。ちょうど夕飯が終わって片付けをしているところで、そのまま片付けをしながら話していましたが、父は次々といろんなことを話し始め、私はじっくり腰を据えて聴くことにしました。大した用事ではなかったものの、2人で暮らす両親にとって1回1回が私達家族との交流のひとときなんだと思いますと、ゆっくり話を聞き、そんな時間を大切にと思ったものです。父はじっくり話すと、今度は母に変わり、両親とも最後は、『家族みんな元気か?体気をつけてあげて』と、私達家族のことを気遣ってくれます。常に私達家族のことを考え、支えてくれます両親に改めて感謝の思いと共に、両親に安心してもらえる更なる愛和な家庭作りをと心するものです。

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